フジ井上清華にのしかかる「めざまし」視聴率死守の重圧 ベテラン2人が定年で大ピンチ!

公開日: 更新日:

 視聴率低迷中のフジテレビで4年連続、同時間帯トップを維持し、気を吐いているのが「めざましテレビ」。

 94年に番組スタート。八木亜希子高島彩加藤綾子と、同局の顔となる人気アナを生み出してきた看板番組が今秋、ピンチを迎えると発売中の「週刊女性」が伝えている。番組を支える総合司会の三宅正治アナ(59)とエンタメキャスターの軽部真一アナ(59)が今秋、こぞって定年。ベテラン看板アナ2人が同時に抜ける「MKショック」で、番組はリニューアルを余儀なくされ、視聴率トップを維持できるかと懸念されているという。民放キー局関係者はこう話す。

「昨年11月に50歳以上の職員を大量リストラし、新社長も就任したフジテレビは現在、社内改革の真っ最中です。その後の時間帯の『めざまし8』が平均世帯視聴率5~6%を維持し、民放2位の日テレの『スッキリ』に肉薄する健闘を見せていますから、ここは何としてもトップを維持したいところでしょう」(民放キー局関係者)

 2人の後任は同局のアナウンサーが務めるとみられるが、力が入るのは、現在、三宅アナや生田竜聖アナ(33)と共に総合司会を務めている井上清華アナ(27)だろう。

充実の入社5年目

 井上アナは2018年入社。前任の永島優美アナ(30)に代わって昨年春から「めざまし」の総合司会に就任。今春からは、番組開始から12年半アシスタントを務めた加藤綾子アナに代わり「ホンマでっか!?TV」2代目アシスタントも担当するなど、局の期待は大きい。女子アナ評論家の松本京也氏はこう話す。

「若くて可愛らしかった印象だったが、最近は年齢とともにオトナの女性の雰囲気も出てきて、安定感も増してきた。“充実の入社5年目”といったところでしょうか。さんまさんとの掛け合いもさらにこなれてくれば、カトパンに負けない人気アナになる可能性は十分あると思います」

 毎年恒例の「好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン)では、「めざまし」の総合司会を16~21年に務めた永島優美アナ(14年入社)がベスト10に顔を出したのは20年(9位)、21年(4位)の2回のみ。ランキングから見れば、永島アナは“人気が出るまで時間がかかった”と言えるだろう。

 一方、加藤綾子アナ(08年入社)は、入社3年目の10年に4位に初登場すると、「めざまし」に出演していた11~15年の5年間(1位→1位→2位→2位→2位)も含め、18年までベスト5をキープ。19年に10位となり、20年にベスト10から外れるまでランクインし続けた。“充実の5年目”を迎え、「めざまし」を背負って立つ井上アナ。まだ同ランキングのベスト10には登場していないが、カトパンばりにブレークすれば、ベテランなき後の「めざまし」の大黒柱なるのはもちろん。フリーに転身しても安泰である。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  2. 7

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  3. 8

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した