元芸能リポーター井上公造氏が念願の「徹子の部屋」出演! ガチガチ大緊張で取材逸話語る
■週刊誌記者からも尊敬されていた梨元さん
芸能人や所属事務所から煙たがられる存在の芸能リポーターだが、「芸能人はマスコミに追われているうちが華」という勝新太郎の言葉に救われたと「徹子の部屋」で話した井上氏。出身地・福岡の明太子会社から雑誌編集者、スポーツ紙記者を経て、故・梨元勝氏(享年65)のスカウトで芸能リポーターに転身したが、業界での井上氏への評価はさまざまだ。
「井上さんが恩師と仰ぐ梨元さんとは取材スタンスがまったく違いました。梨元さんは大手芸能事務所に忖度しない独自取材でスクープを出す一方、井上さんは大手芸能事務所や個別のタレントとの関係が深く、それぞれにマイナスにならないような情報をテレビで話すなど、敵を作らず摩擦を避けるスタイル。それだけに梨元さんは芸能界から疎まれることもありましたが、我々にも有益な情報をもたらしてくれ記者からは尊敬されていました。梨元さんが亡くなった時点で本物の芸能リポーターはいなくなったという認識です」(女性週刊誌記者)
だが、時代が移り変わる中、絶滅しつつある芸能リポーターとして井上氏が一時代を築いたことは間違いないだろう。