BTSの活動休止騒動めぐり大混乱…東方神起やBIGBANGと同じ末路をたどるのか?
東方神起は所属事務所との泥沼の裁判劇の末に分裂。その後、離脱したメンバーは薬物騒動で、芸能界引退へ追い込まれた。一方、BIGBANGも大麻疑惑がつきまとい、最終的にメンバーのひとりが、常習賭博や売春斡旋などの罪で逮捕され、芸能界引退に至った。
■長期的な活動が難しい韓国アイドルの宿命
女性アイドルグループも同様で、日本でも大活躍したKARAが解散後、元メンバーが自殺をするという結末を迎えている。
長期的に第一線で活躍し続けている韓国のアイドルグループは少なく、アイドルが短命である宿命を知っているからこそ、BTSのRMは冒頭の公式チャンネル内で「世の中に何かを言いたくて活動を始めたが、『ON』(20年2月にリリースした『MAP OF THE SOUL:7』のタイトル曲)以降どうすればいいかわからなくなった」と発言したのだろう。
先日、BTSの新曲『Yet To Come』が米国ビルボードのグローバルチャート「グローバル200」の2位を占めたことが発表された。欧米とアジアで旋風を巻き起こし、世界をまたぐ大スターなったわけだが、ビートルズやクイーンの例を見ても、全世界を席巻した人気グループはその後の舵取りが難しい。
BTSをさらに飛躍させるために、充電期間が必要だったのは確かだろうが、巻き起こったBTSをめぐる狂騒はしばらく治まりそうにない。