黒島結菜「ちむどんどん」での恋バナが注目されるナゼ…高良健吾との“破局”は反応なし
確かに、ここまで視聴者から批判を浴びる主人公は歴代で初めてかもしれない。
■天真爛漫すぎるヒロイン
黒島が演じるのは、明るく天真爛漫で、夢を必死に追いかける沖縄出身の主人公・比嘉暢子。東京に出てくるなり、優しい沖縄の人たちに助けられ、シェフの道を順調に進む。その展開があまりに予定調和のご都合主義。リアル感がないと批判を浴びていた。
さらに、片思いをしていた幼い頃からの友人・青柳和彦(宮沢氷魚=28)に逆プロポーズし、1カ月余りにも及ぶ2人の恋路にひとまず結論が出た。しかし、和彦には5年以上付き合いがあった婚約者の大野愛(飯豊まりえ=24)がおり、これは明らかに愛とも友達だった暢子の“略奪愛”。実質、交際0日の2人のゴールインに、視聴者は全く付いていけず、ネットで批判の嵐が吹き荒れた。
「黒島は、2年前に出演したNHK連続テレビ小説『スカーレット』でも、最初は陶芸家を目指す爽やかな女の子として登場しましたが、主人公の夫に恋心を抱き、失意のまま姿を消してしまう女性を演じて、視聴者の共感を得ることができませんでした。NHKが、その時の役柄とダブって見えてしまうような展開になぜしたのか、理解に苦しみます」(弘世一紀氏)