自衛隊ドラマ「テッパチ!」視聴率大不振…あまりの不人気に防衛省も改憲派もガッカリ
防衛省も訓練シーンに戦闘用のヘリコプターや戦車を登場させ、多数の自衛官がエキストラで出演するなど全面協力。事前のあおり番組「超絶限界~陸上・海上・航空自衛隊ソコまで見せる!?大百科~」(7月6日放送)にも、男女自衛官15人を出演させて、給料や隊内恋愛までしゃべらせた。
キャスティングも町田啓太、佐野勇斗らイケメンをずらりと並べ、制服姿の白石麻衣もいて見せ場たっぷり。これで話題にならないはずはないとフジテレビと防衛省は皮算用し、改憲派は「このドラマが人気になれば、憲法を変えようという世論が盛り上がる」と大いに期待したわけだ。
が、始まってみたら、初回から世帯視聴率は2ケタに遠く及ばず、とうとう第4話は4%になって、打ち切りの赤信号が点滅してしまった。
「描かれる悩みもケンカも、中学生レベルなんですよ。ライバル同士が走りっこで張り合ったり、すぐ“辞める”と言ったり、きれいな先生(教官)に憧れたりと、何十年も前の青春ドラマです。いまどきの若い人にはまったく届きません。そもそも、女性視聴者が喜ぶだろうと、イケメンマッチョの筋肉シーンを毎回流したり、第4話まで女性候補生がほとんど出てこないことに何の疑問も持たない時点で、このドラマは終わってます」(ドラマウオッチャー)