「ちむどんどん」みじめ…NHK夜ドラ「あなたのブツが、ここに」に「こっちを朝ドラに」の声
毎田暖乃(10)といえば、2020年度後期放送の朝ドラ「おちょやん」でヒロイン杉咲花の少女時代とヒロインの姪役の2役を好演し、注目を浴びた。その後、22年の連ドラ「妻、小学生になる。」では他人の魂が体に入る小学生という難役を演じ切り、《天才子役》と呼ばれるように。
「毎田さんの演技センスは『あなたの』でも相変わらず抜群。でも、このドラマでは毎田さんだけが目立つわけでなく、登場する人物全員が魅力的なんです。尼崎が舞台ですが、役者さんはほぼネーティブの関西弁、しかも演技力は半端ない人ばかり。つらい状況も描きますが、それでも関西弁独特の間合いとテンポが心地良くて、見ていて元気をもらえるんですよね」
「ちむどんどん」と代わって朝ドラに、という意見があることにも納得してしまうそうだ。
■ブレーク目前女優を発掘する愉しみ
主演の仁村はモデルとして活動した後、15年に女優デビュー。女優としての知名度はまだそう高くないが、ある芸能プロ関係者は「そこがまた、かつての朝ドラっぽくっていいんですよ。《あれ、これ誰?》とか《こんな女優いたんだ》とワクワクできますから。仁村さんはやさぐれた演技もうまいし、コメディーセンスもある。エンディングで見せるダンスがキレッキレなのも痛快。毎田さんのダンスも同じくキレッキレで一見の価値アリですよ」と話す。
「あなたの」は全24回放送予定。まだ10話ほどで先は長い。見逃すのはもったいない、かも。