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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

新垣結衣の独立後の初仕事が「コード・ブルー」ではなく“衝撃作”映画「正欲」だった理由

公開日: 更新日:

正欲」の映画化が発表されるまで、新垣は「コード・ブルー」関連の続編を独立後の初仕事に選ぶのではないかと、まことしやかに囁かれていた。2018年に公開された劇場版の興行収入が93億円を超える超ヒット作品だったことも根拠のひとつとされていた。

 しかし、フタを開けてみれば、ガッキーが実際に選んだのは「正欲」。出版元「新潮社」の言葉を借りれば“いびつで孤独な魂が、奇跡のように巡り遭う”衝撃作と評価されることが多い作品だ。新垣がスポンサーを意識したタレントのイメージや作品の規模にこだわらず、女優として関わりたいと自ら選んだ作品なのだろう。そんな強い意志が感じられる。

■配給先は「パラサイト」のビターズ・エンド

 もうひとつ、注目すべきはこの映画の配給会社「ビターズ・エンド」だろう。これで、複数のテレビや映画のプロデューサーらが新垣にアプローチをかけても良い返事がもらえなかった理由のひとつが理解できるような気がした。

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