日テレが夏バラエティー“コア視聴率ランキング”圧勝の裏 世代の新陳代謝とDNA継承が奏功
さらに、他局にはない人事戦略もあるという。
「20代、30代の若手プロデューサーにインセンティブ制度を設け積極的にチャレンジさせていますね。40代や50代は第一線ではなくなりますが、企画やキャスティングなどノウハウの伝承役です。世代の新陳代謝が功を奏したことでコア視聴率に直結する若手の感覚を生かしつつ、DNAを残すやり方がうまくいったんです」
一方、ドラマについては、フジテレビやTBSに大きく水をあけられているが、バラエティーに関しては、配信やYouTubeに押されても、あくまで“コンテンツ力”にこだわる姿勢が奏功しているのだろうと関係者は分析する。
目先の数字に振り回されず、中堅若手に活躍の機会を与えた結果といえそうだ。