童顔のJUMP山田涼介が卒業したい“好青年”色…「しんぼく」シリアルキラー役で狙う新境地開拓
出演作は途切れないが、ここ数年は爆発的ヒットに恵まれず、今年2月公開の映画「大怪獣のあとしまつ」は酷評のレビューが多かった。シリーズ化されている映画「鋼の錬金術師」も、大人気漫画の実写作品だが、山田の代表作と言えるほどの評価にはつながっていない。
「今回は大学生の役ということで、実年齢29歳の山田さんがそれを演じるということは、まだまだ役を演じる上で童顔と身長の縛りがあるということの証明でもあります。ここからさらに年齢を重ねたときに、同じような役だけでは、生き残っていけない。今回の役を、その足掛かりにするつもりなのかもしれません」(前出のドラマ制作関係者)
■森田剛はシリアルキラー役で一皮むけた
イメージを崩すような役は演じてほしくないというファンは大切だが、山田も年齢的にいつまでも爽やかな好青年ばかりを演じるわけにはいかないのだろう。
過去に、森田剛(43)が2016年公開映画「ヒメアノ~ル」で主演し、シリアルキラーを演じたことで良い意味でイメージを一新することに成功した好例がある。レビューでは《森田剛さんの演技ってこんなに凄いものだったのか》《森田剛の演技が上手すぎてスッと頭に入ってきてめちゃくちゃゾッとした》と、森田の演技を評価する声にあふれていた。シリアルキラー役は、当たればリターンが大きいということだ。
もっとも、外せばイメージを損なうというリスクも存在する。山田の挑戦は成功するか?