「夜霧のハウスマヌカン」ややさんが結婚!「2人揃って還暦越えなので…今日が初公開です」
甥っ子はプロゴルファーの小島慶太
ところで、以前は都内のマンション住まい。どうして市原市へ?
「プロゴルファーの甥っ子・(小島)慶太が去年、同じ敷地に新居を建て、100坪ほど空いてたので誘われましてね。慶太は2000年に亡くなった姉が残した一粒種。6年前に養子縁組して戸籍上は息子なんです。それで慶太ファミリーの3歳半になる長女と生後半年の長男は、私たちの孫ってワケ。毎日、2人が遊びに来るもんだから、いい運動になるし賑やかで脳活にもなるの。『最近、若返ったんじゃない?』って言われてます(笑)」
さて、都内江東区生まれのややさんは、中学時代からアイドルに憧れ、スカウトで芸能界に。モデル、覆面歌手などの下積みを経て、86年1月に「夜霧のハウスマヌカン」でデビューした。
「ハウスマヌカンとは、ブティックの女性店員のことで、歌詞に登場する『シャケ弁当』とともに当時の流行語になるほど注目を浴びました」
一躍、歌謡番組の常連となり、その年の日本有線大賞新人賞他、多数の新人賞を獲得した。そして90年、セクシーな振り付けが話題になったブラジル生まれのダンスミュージック「ランバダ」を石井明美さんや加藤登紀子さんらと競作。こちらもヒットして人気を不動にした。
「セールスは石井さんが良かったのですが、有線放送のリクエスト数は、ややさんが圧勝したといわれています。歌詞が文才のある湯川れい子さんだったからでしょう」(当時を知る芸能記者)
■コミュニティーFMの冠トーク番組は4年目
その後は、モノ真似もできる歌手としてイベントやライブで重宝され、デビュー36年目の今も現役。狛江市のコミュニティーFM「狛江エフエム」のトーク番組「ややと広野ゆきの言いたい放題!」(毎週土曜日21~22時)は、この11月で4年目を迎える。
「来春は、ここ2年半余り新型コロナのため控えていたライブの再開。それと、慶太がJR京葉線・稲毛海岸駅前で始めたゴルフスクール『ゴルフアップ』のサポートもやりたいと思っています」
年齢を感じさせないほど元気だ。
(取材・文・写真=高鍬真之)