カンニング竹山「昭和の頑固オヤジ+平成のイジられキャラ」なのに令和でも通用するワケ
ノストラダムスの大予言に振り回され、1999年の年末は地球滅亡を信じたなど、中高年世代の共感しそうなネタもぶつなど、幅広いのだ。
■常識+キレ芸の妙
「業界では和田アキ子らと親しく、5月に亡くなった『ダチョウ倶楽部』上島竜兵さんの竜兵会にも入っていました。いわゆるキレ芸で知られていますけど、実は常識人で、礼儀正しいんです。コメントも、世間が本当に思っていることを代弁している部分がある。TPOやテーマ、自分の役割を分かった上で計算して演じているのでしょう。政界進出が選挙のたびに取り沙汰されるのも、分かる気がします」と、前出のプロデューサーは続けた。
ネットでの批判を受けた際、「いろいろと俺に苦情や意見がある人がいると思う」と、携帯番号を明かしたことも。文句があるのなら、直接聞いてやるというのである。パフォーマンスの部分も大きいだろうが、腹も据わっているのかも知れない。
「竹山は老舗のサンミュージック所属。中島さんが白血病で闘病となったとき、ひとりで頑張るという彼をスタッフ一丸でサポートしていたのを覚えています。また彼には糟糠の妻がいます。浮気を写真誌に報じられたときには激怒されたそうですけど、変わらぬバックアップがその活躍を支えていますよ」と、女性誌芸能ライターは言う。
浮き沈みの激しい芸能界でポジションを築き、令和でもどっこい売れっ子であり続けているのには、それなりの理由があるようだ。