平愛梨はワイドショーを味方に、真野恵里菜は配慮求め…W杯戦士の妻“内助の功”の好対照
芸能人の子の学校モノ記事が消えた理由
反対に真野の方だが、自分が撮影されるのは致し方ないとしても、家族の顔にはモザイクをかけてもらいたかったのだろう。その心配もわかる。
その昔、大物俳優と女優の子供が誘拐される事件があって、家族が犯罪に巻き込まれる危険性がある。僕らが若いころは、例えば山口百恵さんの子供の入学式、卒業式でも追いかけ回したものだ。しかし、時代と共にそれをやらなくなっていった。
俳優やタレントの子の運動会などを取材する際、他の父母を撮影してしまって抗議を受けたり、通学する学校がバレてはいけないと自主規制が働き、タレント以外は全面モザイクとなったのだ。そうなると、「撮っても意味がない」と学校モノ自体の話題を取り上げなくなった。
今やどのワイドショーも配慮ばかり。旧統一教会のような追及しやすいところには総攻撃となるが、まあ、時代と共に伝え方が変わってきている。平のようにあっけらかんと自然体に振る舞うのは珍しく、その分、長友選手のメディアの評判はすこぶる良い。計算はしていないだろうが、ここでも内助の功を発揮している。