「M-1グランプリ2022」相手に健闘したNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が評価される理由

公開日: 更新日:

 18日、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の最終回が放送された。15分拡大版の最終回「報いの時」の視聴率は14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。この日は同時間帯に漫才日本一を決める「M-1グランプリ2022」(テレビ朝日系)もあり、視聴者を奪い合う形となった(M-1は同17.9%)。

 もっとも、大河は18時からBSプレミアムでも放送しており、ひと足早くBSで「鎌倉殿」の最終回を見た上で、「M-1」に流れた視聴者も多く、さらにNHKプラスの見逃し配信や、NHKオンデマンドを利用した人も。多くの視聴者が小栗旬演じる、壮絶な北条義時の最期を見守ったことになる。

三谷幸喜はこれまでに『新選組!』『真田丸』と2本の大河ドラマの脚本を手掛け、どちらも話題性、人気、申し分ない作品ですが、今回の『鎌倉殿の13人』はその集大成ともいえる出色の出来栄えでした。前半のホームドラマ調から後半は一気にサスペンスへ。視聴者がどっぷり感情移入してきた登場人物が毎回のように殺されていくという展開、さらに最終回でそれらの報いのような義時の死が描かれ、見ごたえある展開に視聴者は最後までハラハラさせられたと思います」(ドラマウオッチャー)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 2

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  3. 3

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  4. 4

    フジテレビが2023年6月に中居正広トラブルを知ったのに隠蔽した「別の理由」…ジャニーズ性加害問題との“時系列”

  5. 5

    フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

  1. 6

    中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到

  2. 7

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  3. 8

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  4. 9

    NHKは「同様の事案はない」と断言するが…フジテレビ問題で再燃した山口達也氏の“EテレJK献上疑惑”

  5. 10

    GACKTや要潤も物申した! 中居正広の芸能界引退に広がる「陰謀論」のナゼ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係