NHK武田真一アナ「news23」電撃就任なら…夜の民放ニュースは“元NHKアナ”だらけ
メインの報道番組で“元NHKアナ”に頼る民放の体たらく
さらに同誌は、民放各局が武田アナに興味を持っていることや、視聴率低迷でテコ入れを考えているTBS系の夜のニュース番組「news23」のメインに座ることも有力だと書くが、現実的なのか。
「武田アナが大阪に行ったのは、表向き“大阪放送局の機能強化”ですが、自民党の二階俊博幹事長へのインタビューで、菅政権の怒りを買って、『クロ現』を降板となり“左遷”されたからだと週刊誌に報じられました。武田アナは野心家なので、そうした事態に我慢ならなかったのかも知れません。
かつて『報ステ』のメインだった小川彩佳が19年の3月末でテレビ朝日を退社し、直後の6月からTBSの『news23』に電撃移籍するということがあったので、視聴率低迷で苦戦中の『news23』への就任もあり得る話だと思います。しかし、そうなると、『news zero』の有働由美子、『報ステ』の大越健介と、各局とも看板である夜のニュースの時間帯に元NHKアナがズラリと並ぶことになってしまう。民放としては情けない限りです」(前出の編成関係者)
■民放の人気男性アナは「転身」続き
民放の男性アナをめぐっては、フリーアナと同志社大学ハリス理化学研究所専任研究所員となった桝太一(41=元日本テレビ)、トヨタ自動車に入社した富川悠太(46=元テレ朝)、経済ニュースを扱うベンチャー企業に転職した国山ハセン(32=元TBS)と、他業種への転身も話題になっている。
いくら人気や実力が抜群といえども、メインの報道番組を自局のアナウンサーでまかなえず、元NHKアナばかりに頼っていては、何という体たらくかとのそしりは免れまい。