TKOは記者会見をまんまと宣伝の場に変えた…芸能界への返り咲きなるか?
昨年7月、巨額の投資トラブルで大きな話題になった、お笑いコンビ・TKO木本武宏(51)が、騒動後初めて記者会見を行った。FX投資と不動産投資で後輩芸人らを巻き込んで多額の損失を出したが、投資先である投資家の返金状況を見守っていることやコロナ禍などを理由に会見を先延ばししていた。
FX投資に関しては、10人分の資金1億7000万円をトレーダーに預けたが、そのトレーダーと連絡が取れなくなり、6000万円が戻っただけ。そこで、その穴埋めに10年来の友人から不動産投資を持ち掛けられ、4人分、5億円を預けて1億6000万円が戻ったものの、その後は連絡が取れなくなった。現在は話ができ、一応、8月まで待つという状態になったという。
発覚当時、木本も強引な勧誘を行ってきたと言われ、“詐欺まがい”といった声まで飛んだが、木本は「各方面に申し訳ない」と謝罪しつつ、「自分も被害にあった」状態であることを強調していた。
この会見には、相方である木下隆行(51)も出席し、「もう一人の問題児です。僕も3年前にお騒がせしました」と頭を下げた。木下は後輩芸人に対するパワハラで所属事務所を退社してフリーとなっている。木本も昨年の騒動で事務所を退社しているので、ふたりともフリーとなった格好だ。