英BBCが暴いたジャニーズの暗部と恥部…番組黙殺メディアは“共犯者”呼ばわり、NHKもヤリ玉
偏向報道は政治からして明らかだが、「たかだか芸能事務所にも対峙できないマスコミの存在意義すら疑わしい」との声にネットでは賛同者が相次いでいるのは間違いない。
一方そんな忖度メディアとは違い、「ジャニー喜多川氏性加害問題、黙殺のメカニズムと日本社会の共犯性」とビジネスマガジン「オルタナ」がネットで特集するなど、新たな流れもできつつある。元東京新聞ニューヨーク支局長でジャーナリストの北丸雄二氏は同誌で、ジャニー氏の疑惑について、こう記している。
《経営上全く無意味な『性的奉仕』が、『加入儀礼』ですらない私的な『犯罪』に他ならないことを証明する。そればかりか、それを黙殺し続ける日本の商業ジャーナリズムの共犯性をも私たちに突きつけるのである》
ジャニーズとメディアの関係に詳しいある広告プロデューサーは「5月のG7広島サミットでの謝罪要求を岸田首相が拒否していることとも、無関係じゃないかも」と、こんな見方をする。
「BBCはLGBTの権利を大切にすることで知られているのですが、LGBTの権利は守るけど、性犯罪はダメだときっちりと線を引いているのが興味深い。元首相秘書官による先のLGBT差別発言も、同性カップルの法的保障がG7で唯一、日本にないこととの関係性も見え隠れしているようにみえます」