おニャン子「4番」新田恵利が淑徳大客員教授に就任「学生さんとこれからの福祉と介護を考えたい」
おニャン子クラブから、大学の教壇へ。淑徳大総合福祉学部に客員教授として招かれ、その準備にあたる新田恵利さん(55)。母ひで子さんを6年半の在宅介護の末、2021年にみとって以降、講演活動に当たってきた経験があらたなステージへとつながった。
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──NHKの介護番組で淑徳大の結城康博教授(社会保障論、社会福祉学)と共演、知り合ったのがきっかけだと。
ええ。いろいろな情報交換や、相談などをメールでさせていただいているなかで、客員教授のお話をいただきました。大学にもお邪魔して、結城先生のゼミを見学させていただいていたんです。ただ、それで自分がお話しする側に立とうだなんて、全く想像すらしていませんでした。
──決まったときの心境は?
このお話は「LINEで候補にあがりました」からはじまり、ひとつずつステップを踏んでのものでした。ですので、決定の知らせにびっくりはありませんでした。とはいえ、それまではドキドキしながら連絡を待ったり、諦めかけたりの連続。ジェットコースターに乗ったような気持ちでした。