市川猿之助の“復帰シナリオ”を考える…起訴前に「名跡返上」で澤瀉屋の危機を回避
4代目市川猿之助(47)が5月18日に自宅から救急搬送され、一緒に自宅にいた両親が死亡した問題。猿之助の立場がたいへんなことになっている。
向精神薬中毒の疑いで亡くなったとされる両親だが、その薬物は猿之助が以前から医師に処方されていた薬だと話しているようだ。そして、その薬物を包んでいたシート容器や、両親の顔にかぶせたというビニール袋も猿之助自身が処分したとみられている。
となると、刑事事件になる可能性が大きくなってくる。刑法202条の自殺教唆や幇助(6月以上7年以下の懲役または禁錮)に問われる可能性が出てきたのだ。
もし猿之助が逮捕されたり、起訴されるということになると、「猿之助」という名跡を継ごうという人が出てくるのか、ヘタをすると名跡が途絶えてしまったり、長期間にわたって使えないといった事態も考えられる。澤瀉屋は「市川猿之助」と「市川段四郎」が二枚看板なので、今回のイメージダウンは大きすぎる。
■猿之助自身から意思表示をさせる