「コイカギ」元メンバーに1000万円詐欺疑惑 “誰でもアイドル時代”に潜む炎上・不祥事リスク

公開日: 更新日:

 知名度を上げるため、インフルエンサーが故意に炎上を起こすことも珍しくないが、地下アイドルグループの炎上は別の理由もあるようだ。

「日本のアイドル市場は、ともに育てて大きくしていくことに喜びを感じるファンが多く、そのためアイドルに不完全さや未熟さを求めます。韓国のアイドルは、歌やダンス、外見など全ての完成度をしっかり高めた状態でデビューさせますが、日本は真逆です。また地下アイドルは、極端に言えば、やる気さえあれば誰でもなれてしまうハードルの低さもある。炎上を起こすような人材が紛れ込んでしまう一因となっているでしょう」(同)

 またアイドルグループを管理し、運営する事務所自体もノウハウがなく、手探りでファンとともにグループを大きくしていこうという事務所も多い。

 トラブルを起こすのは女性の地下アイドルだけではない。今年1月には、メンズ地下アイドルグループとして活動している当時25歳と22歳の男性が、ファンである当時15歳と17歳の女子高生に対し、みだらな行為を行い、東京都青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕された。

 応援する側もされる側も、深みにハマらない、適度な距離感を求められているようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議