佐久間由衣は「エモ系女優」の筆頭 共演者の魅力も引き出す才能がある
現実の姉にはいろんなタイプがいるだろうが、ドラマの中で描かれる主人公の姉の役には、背が高く、やさしい存在感の女優がキャスティングされることが多い。朝ドラの幼なじみ役もヒロインとの仲の良さと懐かしい味わいが伝わってくる女優が求められる“エモい”ポジションであり、「ひよっこ」で幼なじみ、「らんまん」では姉を演じた佐久間由衣は、2冠を達成した「究極のエモ系女優」と言える。
彼女はCMでも、いろんな女優と共演してきた。昨年は江崎グリコ「ポッキー」のCMで「ひよっこ」でも共演した有村架純とCMで初共演。「三井アウトレットパーク」のCMでは芳根京子の友人を演じた。
佐久間由衣の魅力と同世代女優の魅力がむすびついて、さまざまな和音を生んでいる。
自分自身が輝くと同時に、共演者の魅力も引き出す力。それも、彼女の才能のひとつだ。