ジャニーズ事務所がもくろむ性加害問題「最低最悪の落としどころ」…狙いは忖度と風化
追及意識が希薄なメディアの罪
前出の芸能関係者はこう言っている。
「たとえば、雑誌などの定期刊行物で、ジャニーズと仕事をしている出版社は、それによる定期収入がありますよね。莫大な利益をもたらすカレンダーもそう。それがなくなってしまうと、担当者は仕事がなくなってしまう。業界で言うところの、持ちつ持たれつの関係ですよ。それは今も厳然としてある。性加害問題の追及も、ある程度以上やると、自分たちの首を絞めることになるという感覚が、ジャニーズとじっこんの大マスコミには共通してあるんじゃないですかね」
だからこそ、この期に及んでも、ジャニーズは風化を狙って高みの見物を決め込んでいるというわけか。そんな最低最悪な落としどころが見えているとしたら、この国のエンタメ界はお先真っ暗である。