橋本環奈NHK朝ドラ主演決定でどうなる“関西弁問題”…「ルパンの娘」では京都弁に?マークが
女優の橋本環奈(24)が来年度後期のNHK朝ドラの主人公に決定したことが、8月9日に発表された。タイトルは「おむすび」で、役柄は「管理栄養士を目指す平成ギャル」。NHK大阪放送局の制作で、制作発表会見に臨んだ橋本は「ギャルなので明るく、楽しく、皆さんがいい一日のスタートを切れるよう」と意気込みを語った。
NHK朝ドラの制作は長年、年度の前期がNHKの渋谷放送局、後期が大阪放送局が務めているが、大阪放送局制作の作品には、2022年度の「舞いあがれ!」に始まり、20年度の「おちょやん」といった具合に、主人公が関西弁を話す作品が目立つ。ところが主人公を演じる女優は関西出身とは限らず、「おむすび」で主演する橋本も福岡県出身であり、関西弁のネイティブではない。
その橋本には、2020年放送のドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系)に出演した際、京都弁が不自然だという声が視聴者からあがり、関西弁への適性が疑われてしまったという過去がある。ただ、「おむすび」の主人公は高校卒業まで福岡県糸島市で育ち、その後、神戸や大阪で活躍していく設定。となるとドラマ中での橋本の「言語問題」はひと安心といったところか。