ジャニーズは完全崩壊へ…雪崩を打つようなスポンサー離れ、そして始まるタレント大量離脱

公開日: 更新日:

独立を考えるなら今が絶好の機会

 もう一つの懸念は、所属タレントの離脱問題だ。

「所属タレントの多くが性被害者であるというイメージを持たれてしまっている。2次被害になってしまう可能性もあるが、世間からのそうした視線は避けられない。タレントにとっては、スポンサーもつかないジャニーズ事務所にとどまり続けるメリットは限りなく低くなっていく。旗振り役の東山新社長がいくら再建を口にしようとも、ジャニーズ事務所からタレントの大量離脱が始まりますよ」(前出の編成関係者)

 さる芸能プロ関係者がこう続ける。

「すでに木村拓哉や嵐の櫻井翔二宮和也生田斗真関ジャニ∞メンバーらが独立を考えているという話が流れています。それこそ以前のジャニーズなら独立した場合、“干す”という制裁を発動することができたが、このタイミングでできるわけがない。むしろ独立を考えるなら今が絶好の機会なんです」

■「当事者の会」は日弁連に申し立て

 一方、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の9人は11日、日弁連(日本弁護士連合会)に人権救済申し立てを行った。同会の平本淳也代表は会見で、ジャニーズ事務所の会見が行われる以前から申し立ての準備をしていたと説明。そのスケジュール感について、代理人の佃克彦弁護士は「今後、調査を開始するかどうか日弁連による判断に数カ月、さらに調査は数年規模でかかることが想定されるが、現状を鑑み、迅速な調査を求めていく」と説明した。

 ジャニーズ帝国が音を立てて崩れ始めた。 

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」