ジャニーズ“大空位時代”に突入でガールズアイドルグループに勝機 48系からK-POP色にシフト
ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題について9月27日、NHKは定例会見で「補償などの取り組みが十分と判断するまで『NHK紅白歌合戦』にジャニーズタレントを出場させない」と発表し、“ジャニーズ出禁”ムードが加速している。
そんな中、盛り上がりを見せているのがガールズアイドルグループである。
同26日、「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」の発表記者会見が都内で行われ、練習生とアンバサダーの矢吹奈子が登壇。矢吹は2017年にHKT48から韓国の「PRODUCE 48」に参加し、IZ*ONE(アイズワン)メンバーに選ばれるなど同シリーズ開拓者のひとり。今回選ばれた101メンバーにはAKBグループ、ハロプロ、LDHのメンバーのほか、今人気のNewJeansと同じオーディションの研究生だったメンバーらアイドル経験者のつわもの揃いで、これからさらに磨かれていくという。
K-POPアイドルへの転向で一番の成功者といえばLE SSERAFIM(ルセラフィム)の宮脇咲良(25)。HKT48からIZ*ONEを経て、現グループに。今や“K-POPアイドルの中の日本人メンバー”として認識され、完全に48グループ色を払拭。日本のベタなアイドルから、“K-POPっぽい”実力派アイドルにシフトチェンジ。時代はルックスもダンスも「K-POP」感を求めておりその体現者といえる。