田原総一朗に関口宏…高齢司会者に相次ぐ番組中の醜態 そして際立つタモリの圧倒的“安定感”
70~80代のテレビ司会者が番組を進行するのは難しい?
一般的に、高齢化すると前頭葉の機能が低下し、怒りなどの感情のコントロールが難しくなったり、言葉が出てこなくなったりするといわれる。このケースに田原氏が当てはまるかどうかは不明とはいえ、スタッフや出演者とのやり取りに加え、視聴率などを常に意識しながら進行しなければならないテレビ番組の司会者は、かなりストレスがたまるに違いない。
来年3月で「サンデーモーニング」(TBS系)の司会を退くことが公表された俳優・関口宏(80)も、近年は出演者らとの会話が噛み合わなかったり、声を荒げたりする場面があったりして、SNS上で《関口さん、大丈夫か》などと心配する声が上がっていた。
《田原さんも関口さんも80代。引き際だな》《やはり70~80代のテレビ司会者が番組を進行するのは難しいのでは》──。ネット上では、高齢者が司会を務める難しさを説く声が上がっているが、そんな中、《いや、年齢は関係ない》《感情をあらわにする田原さんと対照的な同世代がいる》などと“評価”されているのがタレントのタモリ(78)だ。
タモリが司会を務め、40年続いた人気バラエティー番組「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)は今年4月に放送を終了。人気長寿番組の司会を終え、タモリも徐々にお茶の間から姿を消すのかと思ったら違った。新たに「タモリステーション」(同)の司会を務めるなど、依然として活躍の場を広げている。
《タモリは番組中に相手の発言を遮ったり、感情をぶつけたりすることもない》《淡々としているように見えて、実は出演者の意見をうまく引き出している》
タモリは年を重ねても「安定感が抜群」らしい。