BUCK-TICK櫻井敦司さん脳幹出血で死去 前身バンドでのドラムからボーカリスト転向秘話

公開日: 更新日:

 デビッド・ボウイなどのミュージックビデオが流れた80年代、櫻井さんは前身バンド「非難GO-GO」ではドラムを叩いていた。当初は過激なステージパフォーマンスで知られた「ザ・スターリン」のコピーをしていたそう。

「それがボーカルになったのは、諸説あります。ボーカルが辞めて欠員がでたとき、オレが前に出ると櫻井さんが言ったというもの、BOØWYの氷室京介さんから『おまえはルックスも良い』と勧められたというものです。とにかく、櫻井さんが前に出て、『BUCK-TICK』はブレークした。それは間違いない」(前出の音楽プロデューサー)

■長男は芥川賞作家

 2020年に「破局」で芥川賞を受賞した作家の遠野遥は長男。芸能界では、「スケバン刑事Ⅲ 少女忍法帖伝奇」で人気だった女優の大西結花との交際をフライデーに報じられ、大騒動になったことも。公私ともに目立ち、激しくロックした人生だったのかも知れない。

 櫻井さんと交友のあった元ZIGGYのドラマー、大山正篤は「デビューが同期で一時期はプライベートでもよく遊んでいました。彼は間違いなく日本の、いや世界の音楽シーンの宝でした。安らかに」と話している。

 公式サイトには「後日 ファンの皆様と故人を偲ぶ場を設けたいと思っております」とある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    元ソフトバンク「伊奈ゴジラ」の転落人生…淡路島で盗み84件総額472万円、通算5度目の逮捕

  3. 3

    大関・大の里すでに「師匠超え」の鋼メンタル!スキャンダル報道もどこ吹く風で3度目賜杯

  4. 4

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  5. 5

    テレ朝に“ナスD”超え「1億円横領」続々の過去…やりたい放題で解雇された社員のヤバい所業

  1. 6

    東洋大姫路・岡田監督が吐露「本当は履正社に再任用で残る予定で、母校に戻るつもりは…」

  2. 7

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  3. 8

    山下智久「正直不動産」映画化でひと儲け狙うNHKに「甘い」の声も…山P人気は下降気味

  4. 9

    レイズ看板選手「未成年への性的虐待容疑」で逮捕も…ドミニカは殺人も銃撃も「無罪放免」の実態

  5. 10

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在