女性弁護士ドラマがヒットする法則 平手友梨奈「うちの弁護士は手がかかる」の生意気ぶりが痛快
ヒットドラマの定番に、「型破り美人弁護士もの」というのがある。弁護士(ときに元弁護士)としては大変なやり手なのだけれど、世間常識はゼロ、法廷でも外でも暴走する困った彼女たちが、ちまたにはびこるワルやズル、腹の立つやつらをギャフンといわせる痛快さで人気だ。
秋ドラマの「うちの弁護士は手がかかる」(フジテレビ系・金曜夜9時)も、高校3年生で司法試験合格という天才だが、口の利き方も知らない生意気な日本最年少弁護士・天野杏(平手友梨奈)が登場。それを、マネジメント・気配り絶妙のパラリーガル(ムロツヨシ)が、機転とアイデアでバックアップして難しい依頼を解決していく。テレビ局のパワハラ・セクハラのプロデューサーを不倫動画で追い詰め、かつてのいじめ同級生と黙認教師に謝罪させ、親権争いをきっかけに家族のきずなを取り戻させる。
「主役はムロなのですが、短いキュロットパンツの生足で出廷したり、『そんな仕事、ばかでもできる』と言い放つ平手がコケティッシュで、これを楽しみに見ることができます。この秋一番のスカーッとして、肩の凝らないドラマです」(テレビ情報誌編集デスク)