ジャニーズを紅白に出したくて仕方がないTVマン、芸能記者その他のみっともなさ
旧ジャニーズのタレントが出演しないと視聴率が取れない、だから、なんとしてもジャニーズを紅白に出場させたい……。
目の前に迫った紅白出場歌手の選考はこんな流れになっているという。テレビマン、芸能記者その他はどこまでジャニーズとズブズブなのか。
ジャニー喜多川氏の性加害スキャンダルの後始末は二転三転し、新会社の社長に収まるはずだった東山紀之が就任を辞退し、女優「のん」とエージェント契約するコンサルティング会社「スピーディ」の福田淳氏が代表取締役社長に就任するのが濃厚という。東山の社長就任はそもそも無理筋の話だから、むしろまっとうといえる。だが、そのことでジャニーズが紅白に出場できるかもしれないというのは筋の違う話だ。
疑問は2点。ジャニーズが出場しないと視聴率が稼げないという根拠は何なのか。昨年はいうまでもなく、ジャニーズを6組並べても40%に届かなかったのに、ジャニーズがいないと……という根拠は何か。細かいデータなどでは異なる結果が出ていることも考えられるが、芸能界最大のスキャンダルのほとぼりも収まらない中、なぜジャニーズに執着したがるのか、もはやまともな理解を超えている。