櫻井翔は“続投”で安泰…旧ジャニーズをキャスターを起用し続ける日テレの忖度と後ろめたさ
NHKをはじめ各局はジャニーズ問題検証番組を放送し、残るはテレビ朝日だけとなった。そのテレ朝は10月31日、定例社長会見で旧ジャニーズ事務所のタレントが出演する「♯裸の少年」の11月4日での打ち切りと「関ジャム」のリニューアルの検討を発表した。
ジャニーズのタレントの名前を冠した番組が続々と消えつつある中、「それでも安泰」(テレビ関係者)ともっぱらなのが嵐の櫻井翔(41)である。
日本テレビは先月、「news every.」内で、社内調査の結果を報告。2004年に性加害についてジャニーズ事務所が有罪判決を受けた際に報じなかったことについて「裁判所の認定という報道するべき機会を逃して結果的に被害を拡大させたことは、痛恨の極み」とし、「社内では20年以上前から、怒らせるとキャスティングや取材ができなくなるのではという認識や雰囲気があった」と“忖度”があったことを明らかにした。
そしてニュース番組のキャスターにジャニーズタレントを起用したために「報道が必要以上に慎重になったケースがあった」と非を言いつつも、櫻井の続投を表明している。この日テレの矛盾する対応にSNS上では「結局、ジャニーズ忖度」「何も変わっていない」と非難のコメントが殺到しているが当然だろう。