斉藤由貴と南野陽子の共通点…落ち着かない私生活は「バブル」と「スケバン刑事」の呪い?
「私は蹴りが入ってコンタクトが目の中で破壊。唯は階段から転げ落ちて捻挫。結花は溺れそうになったし」などと、中村由真は振り返っている。
斉藤由貴に関しては、初主演映画「雪の断章-情熱-」(1985年、相米慎二監督)でのエピソードも有名だ。
セーラー服がトレードマークでもあった斉藤だが、同作品ではセーラー服のまま、札幌市の豊平川に入って、水にのまれそうになるシーンがある。
「12月の豊平川にズブズブ入って、ハトを助けるシーン、あれは本当にこたえました」などと斉藤は映画祭などで話し、笑いを誘っているが、こたえたのは本当だろう。
「何度演じてもNG連発で泣かされたり、罵声を浴びせられるのが当たり前。本当に当時の映画界もひどかったといえるでしょうね」と、当時を知るプロデューサーも認めた。
■バブルの残滓という声も
斉藤の場合、歌手としても売れっ子だったため、レコーディングや歌番組出演もあり、十分に寝る暇もなかったのではないか。ただ、だからといって、その後の人生で不倫騒動を繰り返していることと、因果関係があるのであろうか。