吉高由里子「光る君へ」まさかのホラー展開でつかみはOK! NHK大河のジンクスを覆せるか

公開日: 更新日:

 吉高由里子(35)が紫式部を演じるNHK大河ドラマ光る君へ」が7日にスタート。前作「どうする家康」の全話平均視聴率が《歴代ワースト2位》と散々な結果に終わっただけに、逆に注目を集めていたが、SNS上では《この急展開…この大河、ただものじゃないかもしれない予感》などとおおむね好評で、まずまずの滑り出しとなったようだ。

「ネタバレになるので詳しくは話せませんが、吉高さんファンをはじめ、大半の視聴者は派手な衣装に身を包んだ優雅な“キラキラ大河”を想像していたのが、実際にはなかなかのドロドロっぷり。いい意味で“期待”を裏切られたことを評価する声が目立ちます。まあ、つかみはOKと言ったところでしょうか」(テレビ誌ライター)

 放送前には、「源氏物語」紫式部の生涯が題材というだけで《スイート大河》なんて揶揄する向きもあったが、意表を突かれた視聴者が多かったようだ。

「そもそも紫式部については生没年も不明と史料がほとんどないわけで、登場人物などの“大枠”は別として、幼少期の細かなエピソードはすべて脚本家の大石静さんのオリジナル。SNS上で話題になった“衝撃シーン”もそうですが、むしろそれが功を奏すると思いますね。ただでさえ大河は、歴史ファンから《史実と違う》などとツッコミが入りやすい。『どうする家康』はまさにそうでした。が、『光る君へ』は史料が少ないから、逆に脚本家の自由度が高くなる。そのぶん苦労も多いでしょうが、そこは大石さんの腕の見せ所で、どう描くかを楽しみにしているファンも少なくありません」(スポーツ紙芸能デスク)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…