女優・川上麻衣子さん セレクトショップ経営や保護猫活動も「女優業とそれ以外が半々」
順調にスタートした直後の20年にコロナ禍で状況は一変、お店も女優業も活動がストップしてしまう。
「お店の方は助成金の手続きなどに追われて。女優業も何本か決まっていた舞台が軒並み中止になり、本当に大変でした」
今思えば、女優以外の仕事があったことで救われた部分もあったかもしれないと語る川上さん。
「去年の夏ごろから芸能やイベントの仕事が戻ってきて現在は芸能とそれ以外が半々ぐらいです」
年齢を重ねるとともに、役柄にも変化が生まれているという。
「最近はおばあちゃん役もきますからね。撮影現場では役柄で呼び合うので、本当におばあちゃんって呼ばれるんですよ(笑)。それはそれで楽しくて。加藤優(3年B組金八先生で共演した俳優・直江喜一さん)なんてたくさんお孫さんがいらっしゃいますから」
3年B組のクラスメートとは役名で呼び合い、今も交友があるという。
「06年に金八先生役の武田鉄矢さん主演の『母に捧げるラストバラード』という舞台で先生の奥さん役をやらせていただいたことがあって。普段は先生って呼んでいるのに“奥さんなんだから鉄矢さんと呼びなさい”と言われ、困ったのを覚えています。当時はまだ女優だった三原じゅん子さんが政治家役で出演していたのも不思議ですよね(笑)」