天才子役と呼ばれた斉藤こず恵さんは3年前に22歳年下と“コロナ婚”「イケメンゆえ、最初は詐欺かと…」
3月27日から舞台「硝子の獣」に出演
さて、東京・国分寺市出身の斉藤さんは、3歳で「劇団若草」入団。6歳のとき、NHKの朝ドラ「鳩子の海」でヒロインの子ども時代をけなげに演じ大人気に。8歳のときには「山口さんちのツトム君」を歌い大ヒットさせ、天才子役の名をほしいままにした。
「当時のことを振り返っても、まったく別世界のように感じますね。有名になった自覚はあまりないのに、中学・高校では『太った』『たいしてかわいくない』と言われ、上履きに画鋲とか、ひどいいじめに遭い“子役をやって良かった”とは思えませんでした。子役時代が勲章のように思えたのは、スティーブン・スピルバーグ監督に憧れて米国へ留学し帰国してから。米国では役者やブルース歌手として舞台に立っても、いいポジションで仕事ができませんでしたが、帰国後は森公美子さんとミュージカルをやらせていただいたのを皮切りに、やり甲斐のあるお仕事をたくさんいただけましたから」
社会派の舞台「硝子の獣」は3月27~31日、東京・赤坂の「赤坂RED/THEATER」で上演。
(取材・文=中野裕子)