南野陽子に“不義理”してしまった思い出…正月ハワイの出待ちで誰も気づかずスルー
それから心機一転、再スタートということを耳にして、僕はうれしい気持ちになった。
実は30年近く前、僕は南野に“不義理した”ことがある。その頃、毎年正月にハワイのホノルル空港(当時)で、正月休みに旅行する芸能人の取材を担当していた。
連日、空港の旅客出口で日本のマスコミ各社と張り込みをしていると、そこへテレビ朝日の取締役にまでなった故・皇達也さんが顔を出した。
「おっ、城ちゃんまでいたのか」
そして皇さんはこう続けた。
「おまえらダメじゃないか、きのう南野陽子が到着してここを通ったんだ。彼女は取材があると思って飛行機の中でメークまでして降りたんだが、通りかかっても誰も気づかなかったそうだ。通り過ぎてから振り返り、『南野です』というのも恥ずかしいから、そのまま車で移動したそうだが、すごく落ち込んでいたぞ」
皇さんは当時、家族ぐるみで南野と付き合いがあり、ハワイ旅行も面倒を見ていたらしい。