今田美桜の「ナースのお仕事」待望論も…リメーク版「花咲舞」健闘は“親切設計”にあった

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 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「そういうキャスティングでネットの反響を誘う仕掛けをすると同時に、ネットとは関係なくリアルタイムで視聴する層に向けての施策も感じる」と、こう続ける。

「象徴的だったのが、第5話終盤の地味なワンシーン。旅館への融資を頑なに却下する支店長が花咲舞に“お言葉”を返されて翻意するんですが、その後に支店長がスマホで自撮りして。舞が指摘した《この町の温泉を使ったから若返ってる》ことを確かめます。今どきのドラマならこのシーンはなくても伝わるのに、あえてそこに時間を使う。他にも、善悪の立ち位置のシンプルな分かりやすさもそうだし、不穏な場面で流れるいかにも不穏な劇伴もそう。ベタといえばベタですが、これがリアタイ視聴世代には見やすかったりする“親切設計”なんです。あえての昭和ドラマっぽさなんじゃないでしょうか」

 ネットで話題にしてほしい、でもリアルタイムの視聴率も大事。そのバランスが今どきのドラマの浮沈を決めているのかもしれない。

 前出のテレビ誌ライターは「今田さんは、1992年放送の石田ひかりさん主演ドラマ『悪女(わる)』(日本テレビ系)の2022年リメーク版でも主演しています。こうなったら、往年のヒットお仕事ドラマの“リメーク請負人”になってほしいですね。観月ありささんも良かったですが、今田さん版の『ナースのお仕事』(フジテレビ系)なんかも見てみたい」と笑う。

 若いネット世代もリアタイ視聴の中高年世代も取り込めるのが今田の強みとも言えそうだ。

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