TBS「ふてほど」の敏腕女性プロデューサーがNetflixに転職…TV各局の人材流出が止まらない

公開日: 更新日:

 もちろん当然ながら外資ならではの厳しさはあるという。

「ほとんどの外資系メディアに当てはまるのですが、制作したドラマが大コケした場合、次はありません。すぐに切られます。昨年、日本テレビから『3年A組-今から皆さんは、人質です-』などのヒット作を制作したプロデューサーがやはりNetflixにヘッドハンティングされたんですが、その後は鳴かず飛ばず。次のチャンスがなかなか巡ってこないようです」(前出の映像業界関係者)

 さらにこう続ける。

「Huluにテレ東系から転職した人間がいるが年収は皮肉にも下がってしまったそうです。Huluの売り上げが激減していることや日テレの支配が想像以上に強いことから年収がアップしなかったというんです」

 テレビが“オワコン”と言われるようになって久しいが、現役テレビマンにとって何が正解なのか。カネか時間かやり甲斐か、はたまたプライドか。優秀な人材から会社を去るのはどの業界でも同じであるが。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    元ソフトバンク「伊奈ゴジラ」の転落人生…淡路島で盗み84件総額472万円、通算5度目の逮捕

  3. 3

    大関・大の里すでに「師匠超え」の鋼メンタル!スキャンダル報道もどこ吹く風で3度目賜杯

  4. 4

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  5. 5

    テレ朝に“ナスD”超え「1億円横領」続々の過去…やりたい放題で解雇された社員のヤバい所業

  1. 6

    東洋大姫路・岡田監督が吐露「本当は履正社に再任用で残る予定で、母校に戻るつもりは…」

  2. 7

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  3. 8

    山下智久「正直不動産」映画化でひと儲け狙うNHKに「甘い」の声も…山P人気は下降気味

  4. 9

    レイズ看板選手「未成年への性的虐待容疑」で逮捕も…ドミニカは殺人も銃撃も「無罪放免」の実態

  5. 10

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在