「新宿野戦病院」vs「錦糸町パラダイス」“クセ強”な街が舞台の群像劇…ドラマ好きの心を捉えるのは?

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 そんな東京のディープな街を舞台にしたドラマといえば、もうひとつ。「深夜枠ですがオススメしたい」と前出の亀井氏が言うのが、「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(テレビ東京系=金曜深夜0時12分)だ。

 俳優の柄本時生(34)と今井隆文(39)のプロデュースによる《錦糸町を舞台に総勢50人以上の人間模様を映し出す人間ドラマ群像劇》(公式HPから)。賀来賢人(35)、柄本、落合モトキ(34)がハウスクリーニングを起業した幼なじみ3人組、岡田将生(34)が謎のルポライターを演じている。ネット上には《とにかくキャストが濃い》《面白くなりそうな予感》なんて声もある。

歌舞伎町と比べたら全国的にはマイナーかもしれませんが、錦糸町も独特の立ち位置の街。メインの4人はそれぞれのキャラがはっきりしているのに、誰がどの役をやってもハマりそうなくらい、“このメンバーならでは”の世界を見せてくれます。深夜の30分ドラマながらサブキャストも豪華。DJ役の光石研さんと濱田マリさんはさすがの存在感だし、居酒屋の女将役のMEGUMIさん、喫茶店店員役のさとうほなみさんはいかにもって感じ。ぜいたくなキャストに加え、本筋にあまり関係なさそうな人たちの会話とかしぐさも含めて1シーン1カットに意味があり、30分があっという間の濃さです」(前出の亀井氏)

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