フワちゃん騒動でバラエティーのトレンドが激変!「非常識ないじり」に注がれる厳しい目

公開日: 更新日:

 一方、常識的な感覚で鋭い質問をし、視聴者からの賞賛を集めたのが、8月26日放送の「あさイチ」(NHK)に生出演した二階堂ふみ(29)だ。

 今年7月にオープンした屋内型ふれあい動物園「アニタッチ 東京ドームシティ」が紹介され、カピバラやナマケモノ、シロムネオオハシなどが放し飼いにされている映像に感想を求められた二階堂は、「これは生息地域とかが元々近い子たちが一緒にいたりとかっていう、そういう配慮はされているんですかね?」「展示時間などの制限とかもあるんですか? 人数制限とか」と、動物愛護の観点からの鋭い質問をぶつけていた。

 こうした一連の流れに対し、視聴者からは《メディアにはある程度の常識・節度を持った人間を起用して頂きたく思う》《自由奔放な人と教養のない人がテレビに出てるの本当に分からん》と、現状のテレビ番組の作り方に疑問を抱く声が上がっていた。

■ワイルドネタを封印せざるを得ないスギちゃんの苦悩

「今までのテレビ業界は芸能人の普通じゃないエピソードを面白がって起用し、芸能人も売れるためにそういったエピソードを頑張って披露するということが当たり前になっていた節がありました。ですが、フワちゃんの騒動以降、芸能人の非常識さに不快感を感じると声を上げる人が特に増え、逆に芸能人にも関わらず一般的な感覚を持った人の考え方や話などに対するニーズが高まっている印象です」(バラエティー番組制作関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…