NHK朝ドラ「おむすび」で“静かな論争”になっていた「他人が作ったものを食べられるか問題」いつから?
放送3週目に突入したNHK連続テレビ小説「おむすび」。同作はそのタイトルの通り「おにぎり」がテーマだが、そうであるがゆえに、ある議論を巻き起こす可能性がある。「他人が作ったおにぎりを食べられるか問題」である。
10月4日、第5回の放送では女優の橋本環奈(25)演じる主人公・米田結が、貧困家庭に暮らすギャル仲間を救済するシーンがあった。借金を抱える母子家庭で暮らし、日々の食事にもことを欠く「ハギャレン(博多ギャル連合)」のスズリン(岡本夏美=26)に対し、結は自身の祖母からもらったおむすびを提供。スズリンはこれを食し、空腹は解決されたが、一部視聴者からは《赤の他人が握ったおにぎりは無理》といった声がXに上がっていた。
同様の声は意外に多く、《赤の他人が握ったおにぎりは無理、ってかお袋か女房以外無理》と線引きを語る投稿も。他にも《スズリンが他人の握ったおむすびが食べられないタイプの子じゃなくてホッとした》と安堵する声や、《他人の握ったおむすびは無理だ。こんなに強引に渡されたら厳しいかも》と拒否感を隠さないアカウントも。さらには、《他人が握ったおむすび食べるの躊躇しちゃう人の割合ってどれくらいなのかな?》と、世の動向を気にする声も上がっている。