ぺこぱ松陰寺太勇さん スキージャンプでK点超えの120メートルを目指したい

公開日: 更新日:

 お笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇さん。死ぬまでにやりたいことはスキージャンプや武道館ライブからプライベートな旅まで多岐にわたる。しかし、実現には漫才ネタ「時を戻そう」ができないとムリ?

■海外旅行経験ゼロ…ハワイで家族と1週間のんびりと

 今一番やりたいことは家族で海外旅行で、すごく平凡ですよね(笑)。実は僕は一度も海外に行ったことがないんです。

 なぜかというと、M-1の決勝がきっかけで世に現れたのが2019年の年末で忙しくなり始めた年明けからコロナ禍になってしまったんです。コロナ自粛が明けてからも仕事で海外ロケを経験しないまま5年が経ちました。だから、ベタですけど「芸能人といえばハワイだ」と昭和の感覚でハワイに家族を連れて行きたい。1週間くらいのんびりしたいですね。

 でも、この場合の条件は僕らが日本にいない1週間は芸能界が1週間停止していること。戻ってきたら芸能界の状況が変わっていて、取り残されたくないですから。

 今後挑戦したいことはスキージャンプ。できればK点を越えてみたい。スキージャンプは子供の頃から好きで、確か小学校の卒業文集に「スキージャンプの選手になる」と書いたんです。

 当時は長野五輪の岡部さん、斎藤さん、原田さん、船木さんの日の丸飛行隊がすごかったですから。地元の山口県にはほぼ雪がないので、公園のブランコで勢いをつけて飛び、スキージャンプの姿勢で着地までを練習していました。そんな子供の頃の夢をかなえたいんです。年齢的に、挑むならギリギリかなと。

 経験はまったくありませんので、トレーニングを積み、どうにかケガをしない方法で120メートル越えを目指したい。一度番組の企画で提案した時に長野にあるジャンプ台までロケに行かせてもらえました。さすがに飛ぶのは無理なので、ジャンプ台の下を滑り降りてみました。滑れましたが、すごい急角度で結構スピードが出て怖かった。

 ジャンプ台の方のてっぺん、つまりスキージャンプのスタート地点まで上がってみると、急角度というより崖ですね。スタート地点まで上がる脇の細い階段に立つだけで怖い。でも、それで飛びたい意欲が減退しませんでした。

 いい年になってきちゃったので、挑むならこの数年しかないと思います。ロケの時にプロの方から「1カ月くらい合宿して10メートルから始めないと」と言われましたから、子供たちに交じって練習したい。今でも飛んでいる夢を見るんですよ。ジャンプ台から風を受けて飛ぶあの浮遊感を一度でいいから味わってみたいんです。芸人がケガするリスクのある企画は時代的に難しいけど、やりたいです。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続