ぺこぱ松陰寺太勇さん スキージャンプでK点超えの120メートルを目指したい

公開日: 更新日:

音楽&漫才ライブをいつか武道館で!

 お笑いに関してはコロナ明けからようやく単独ライブを毎年やれるようになりましたが、いつか武道館でやってみたいですね。

 2月にオードリーさんが東京ドームでやりましたよね(オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム)。見に行かせてもらったら、あれだけの観衆の前でちゃんとラジオ番組をやり、漫才も披露してカッコよすぎて安易に目指しちゃいけないと思いましたけど、ドームは無理でも武道館という夢を持っています。

 オードリーさんと同じことはできないから、僕らはささいながらバンドもやっているので音楽ライブと漫才ライブという構成でやりたい。

 今度の単独ライブのためもあって曲を作っていますが、配信が多い時代にあえてCDという形にしようと考えています。その発売後に武道館でやれたら最高ですけどね。こちらの方がスキージャンプより現実的な目標ですね。

 あとプライベートの夢は飼っている犬の「のすけ」(ジャックラッセルテリア)と2人きりで自転車で日本一周したい。ある番組のロケで、ある期間だけ今の生活を切り離して、自転車で日本を一周することを目標にしている二十歳くらいの若者がいたんです。

 僕は「いい生き方だなあ」と思い、僕もある期間、のすけを自転車のカゴに乗せて日本のいろんな景色を見たいなと思いました。自然が奇麗なところでキャンプして寝袋で一緒に寝るとか。

 これは家族との海外旅行とは別。娘はまだまだこれから長い人生だけど、のすけは7歳になるので、まだ元気なうちに数カ月一緒に旅したいと。

 でも、これは海外旅行より長くかかるので、芸能界を長く停止しないとできない(笑)。戻ってきた時に取り残されているのは本当に困る!

 だから、M-1の時の僕らの漫才ネタの「時を戻そう」じゃありませんが、世の中を停止できる能力があれば実現できる。たぶん僕の一番やりたいことが「時を戻す」ってことだから、ああいうネタができたのかもしれません(笑)。武道館でやれる日は生バンドを入れてライブもしたいので、時を止めて旅をしてる場合でもないのですが(笑)。

 来年は仕事に関した夢から実現させたい。来年のぺこぱに期待してください!

(聞き手=松野大介)

▽松陰寺太勇(しょういんじ・たいゆう)[本名・松井勇太] 1983年11月、山口県出身。2008年にシュウペイとお笑いコンビ・ぺこぱを結成。「M-1グランプリ2019」で3位になりブレーク。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…