「仮面の忍者 赤影」で青影役 金子吉延さんは週5日の病院通いで「ダイジョーブ?」

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 仕事は20代半ばで俳優業から足を洗い、水道管の設備工事の現場で長年働いた。

「役者を続けてりゃよかったな、とは思わない。人間関係が嫌になってやめたから。その点、水道管の設備工事の仕事は、いい仲間がいて楽しかったよ。オレが一家の大黒柱でも、月30万~40万円になったから食べていけたしね。ずっとひとり親方でやって、60歳を過ぎたら、だんだん現場に呼ばれなくなったんだ」

 結婚はしなかったのか。

「一度もしなかった。したい女性に出会わなかったんだよ。幼い頃からずっと撮影所にいて、周りは大人ばかりだったから。今となったら、誰かと結婚していればよかったね。オフクロが亡くなったら、オレ、1人じゃない? 最後は孤独死だよ……」

 病気が重なり、気が弱くなっているようだ。「安否確認だよ」と、頻繁に電話をくれる友人らが支えてくれているという。

■モテモテの赤影は3回結婚

 さて、東京・渋谷生まれ、板橋育ちの金子さんは、4歳のとき劇団「あすなろ」に入団。66年、映画「大忍術映画 ワタリ」で主演をはると、翌67年に放送がスタートした「仮面の忍者 赤影」で主役のひとり・青影を演じ人気獲得。その後も「河童の三平 妖怪大作戦」「どっこい大作」(NET=現・テレビ朝日系)などで主演した。

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