M-1グランプリ審査員は“完璧な布陣”…ますます高まる「松本人志不要論」
「アンタ・柴田さん、ノンスタ・石田さん、かまいたち・山内さんは昨年敗者復活戦の審査員を務めていましたが、賞レースの審査員としては馴染みのないオードリー・若林さんの起用には驚きました。ただ、王道のしゃべくり漫才、漫才コント、システム漫才、キャラ漫才と、それぞれ違うスタイルを持つ9人ですし、M-1王者、現役で舞台に立つベテラン漫才師、事務所のバランス、人気・実力を含めて、ほぼ完璧な人選だと思います。決勝当日が楽しみです」
■全員が実力派漫才師
お笑い評論家のラリー遠田氏もこう言葉を継ぐ。
「今回初めて審査員を務めるのは柴田さん、若林さん、山内さんの3人ですが、いずれもM-1で優勝や準優勝の実績があり、納得の人選です。この顔ぶれには誰も文句のつけようがないでしょう。今回の布陣で注目すべき点は、立川志らくさん、山田邦子さんといった漫才師以外の審査員がゼロになり、純粋に漫才の専門家だけが審査員に並んだことです。漫才のプロが一番を選ぶという大会の趣旨がよりはっきりしたことになると思います」