フジテレビにはびこる“不適切すぎる昭和体質”…他局の元TVマンも「お台場だけ時が止まっている」と厳しい指摘
フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長は先週23日、取締役会終了後、「ダルトンからの要請があって記者会見を開くわけではない」と開き直ったが、止まらないCMの撤退に加え、海外の大株主という“外圧”に屈したのはミエミエ。こうした隠蔽体質は、経営陣が総入れ替えとなっても、果たして払拭できるのか。
元フジテレビの長野智子キャスター(62)は、この件について、24日放送の「長野智子アップデート」(文化放送)で、「今、フジテレビが問われているものは、なぜ海外の株主の外圧によってではなく、内部での動きによって企業としての説明責任を果たせなかったのかということ」と指摘。そして、フジの関係者から「フジテレビの企業風土の昭和っぽさ」「経営陣が過去の成功体験から抜け出せていない」と聞いたとして、「変わる時代にあって変わらない経営陣という長年続いてきた閉塞感とか時代錯誤の判断が、今回の一連の背景にあったのではないか」として、一連の問題の背景には、同局の旧態依然とした体質が関係していると言及した。
元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏はこう話した。