逆風だらけピン芸人日本一決定戦「R-1グランプリ」開催を危ぶむ声…冠スポンサーの行方は!?
吉住の2冠なるか?
スポンサー不在、段取りの不手際、そして“夢がない問題”……ともあれ、そんな逆風だらけの状況で、今年の決勝戦に挑むのは、ヒロ・オクムラ(35)、ハギノリザードマン(40)、田津原理音(31)友田オレ(23)、チャンス大城(50)、ルシファー吉岡(45)、さや香新山(33)、マツモトクラブ(48)、吉住(35)の9人だ。
お笑い研究家の鈴木旭氏はこう話す。
「全体としてコント師が多めで、ものまねなどの一芸やひと癖ある世界観を持つ芸人が決勝に残った印象です。個人的に注目しているのは、吉住さんとハギノリザードマンさん。吉住さんは昨年の単独ライブが同業者や関係者に絶賛されています。4度目の挑戦で王者の座を射止めるかもしれません。ハギノリザードマンさんは2023年の『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝。今年は元スーパーニュウニュウ大将さんとのコンビ『ベルナルド』で早々に『さんまのまんまSP』に出演、初のR-1決勝に進出するなど勢いに乗っています」
吉住は、「女芸人No.1決定戦 THE W 2020」でも優勝している実力派だが、2冠達成となるか。
「そのほか、チャンス大城さん、さや香新山さんがどんな評価を受けるのかも気になるところです」(鈴木氏)
さまざまな懸念材料がある中、今年も開催される「R-1グランプリ」。逆風を跳ね返して、夢を掴む優勝者は現れるか。
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