逆風だらけピン芸人日本一決定戦「R-1グランプリ」開催を危ぶむ声…冠スポンサーの行方は!?
R-1には夢がない?
すでに、史上最多の5511人のエントリーの中から決勝進出者9人が発表されているが、万が一、開催中止となったら、激戦を勝ち抜いたファイナリストは浮かばれない。カンテレ広報に問い合わせたところ、開催は中止されることはなく、「3月8日(土)午後6時30分より放送する予定です」と回答。冠スポンサーについて尋ねると、「スポンサーに関する詳細はお伝えしておりません」と回答は得られなかった。
一方「R-1グランプリ」をめぐっては、ここ数年、その進行のグダグダぶりに関して何かと物議を醸すのがお決まりだ。さるお笑い関係者はこう話す。
「2023年の大会では、1番手の『Yes!アキト』の点数がパネルに表示される際に、まだネタを見せていない、その年の優勝だった田津原理音の名前と点数が『田津原理音470点』と一瞬誤表示され“八百長疑惑”が起こりました。カンテレは後日、システムエラーだったと説明し、田津原もこれをネタにしていましたが……また2021年には、司会の広瀬アリスが各演者がネタを披露した後、ツイッター視聴者投票の結果をタブレットの画面を見せながら説明するという段取りになっていたのですが、最初の演者の時にアクセスが集中し、画面がフリーズ。『結果は……なぜか出ておりません。少々お待ちください』と広瀬はオロオロし、その後はこの段取りが急遽カットになるという騒動もありました」
さらにR-1は、優勝しても必ずしもブレークに至らないこともあることから、2022年の「M-1グランプリ」決勝ではウエストランドが得意の毒舌漫才の中で、「M-1にはあるけどR-1にないものは… 夢」とネタにして話題に。「R-1には夢がない」と公然と言われるようになってしまった。