川島なお美が古谷一行に感謝 「ラブシーン感情移入できた」
「例えば最終回では生まれたままの姿で草原をアダムとイブのように歩いていく。これは古谷さんのアイデアだったんですが、2人だけ裸で草原に放り出され、遠くでカメラが回ってるんです。カットが入ると、私にはスタッフの方がバスタオルとほかほかカイロを持って駆け付ける。でも、スタジオ内での撮影時は古谷さんは極度の暑がりだから汗だく。それくらい2人の体感温度が違うのに、古谷さんはいつも私の体感温度に合わせてくれました。きっと暑くて大変だったと思います」
そんなところに大人の男の包容力を感じた。
■「撮り直しをお願いしたのに嫌がらず…」
「私は役にのめり込むタイプで、この時はもう凛子になり切っていて、プライベートのボーイフレンドより古谷さんが演じた久木に惚れていた。後にも先にも、それほど惚れさせてくれたのは古谷さんだけかも。何しろ台本上で久木の家庭内のシーンがあって、たまたまスタジオで久木家のセットを見た時は、惚れた男の家庭を見てしまったようなショックを受けた記憶があります。どれだけ凛子役にのめり込んでいたのか(笑い)」