活動再開の平山みき 「真夏の出来事」歌詞に隠された秘密
「こんなことなら、あの時、みきちゃんにハッキリ言っておけばよかったなぁ」――「真夏の出来事」を作詞した橋本淳氏(76)は今頃ポリポリと頭をかいているのではないか。
「真夏の出来事」の大ヒットで知られる平山みき(66)が20年ぶりに横浜で行うライブツアーを皮切りに、歌手活動を本格再開するという。ツアーではデビュー曲の「ビューティフル・ヨコハマ」、ニューシングル「真夏の出来事~ナウ・アンド・ゼン」のほか71年に作られた「真夏の出来事」も目いっぱい披露する。
オールドファンにとって平山の活動再開はまことに結構なことだが、橋本先生が心配しているのは歌詞の内容だ。
♪悲しい出来事が起こらないように
♪朝の冷たい海は鏡のように
などの歌詞でお馴染みのこの歌は、一般には若者同士の悲恋の歌と理解されているが、実はとんでもないヒミツが隠されていた。それはズバリ「カーセックス」。かつて本紙に「詞と戯れて」を連載していた橋本氏自身がこう語っていた。