使い捨てが前提…病院送りが出るほど過酷なAV撮影現場も
「働いてないよ、こんなカラダだからね。彼氏に養ってもらっているの。太ってデリヘルをクビ。どこも雇ってくれなくて、暇だからお酒が止まらない。狂ったように飲んじゃって、マジで止まらない」
体形にマッチしないタンクトップ姿で、ぽっこり膨れ上がったお腹がクッキリ。「ブス」「醜い」といった形容詞を超えた外見。二の腕から手首まで無数のリストカット痕。脇毛は生やしっぱなし。口元からのぞく歯はヤニで真っ黒でした。
「もう風俗は無理。酒代がいるから出会い喫茶に行って売春。こんなカラダだから、みんな嫌がるよね。AV女優で活躍してチヤホヤされた時代もあったのに、今じゃティッシュも手渡されないよ。でも、そういう時代もあって良かったよ」
未成年でカラダを売り始め、ほかの世界を知らない。妙な成功体験を引きずって、どんどん深みにハマってしまった典型です。
生かせるキャリアがないAV女優は、それでも体を張って商売を続けるしか選択肢がありません。(つづく)