イバラ道待つピエール瀧を“拾う神”は家族かファンか音楽か
■役者は厳しいが…
マスコミにも追われ、家族そろっての暮らしもままならない。今更、罪を悔いても後の祭りだが、こんな声もある。
「瀧被告の場合は本業はあくまでミュージシャン。音楽に国境はなく、ヨーロッパで電気グルーヴの人気は高いだけに、音楽活動に集中して、今後ヒット曲を出すことができれば役者としてのギャラとは比較にならないほどの大金を手にすることも可能です」(レコード会社関係者)
いずれにしても、役者としては映画にドラマにNHK大河ドラマと引っ張りだこだった当時にはもう戻れない。
「湾岸署の前にはコアなファンが多く駆けつけていて、“頑張れ”と声援を送っていました。まずは真摯に反省して謝罪し、裁判に臨むことが求められます。その上で完全に立ち直ったらまた芸能界に戻って来てほしいと願うファンは少なくないはずです」(前出の中村竜太郎氏)
家族とファン、そして音楽のありがたさを噛みしめながら、枕を濡らす夜になったはずだ。